電波を届けるための無線基地局は、ソフトバンクの通信事業の基盤とも言える存在です。私自身、電波が届かなかった故郷で携帯電話が使えるようになった喜びに触れた経験があり、「当たり前」をより多くの人々に届ける仕事がしたいと考え、基地局保全の部署を希望しました。基地局の保全の仕事は想像以上に大変なことばかりで、ネットワークに問題が起これば即座に対応しますが、問題を解決して感謝の言葉をいただいたときには、全てが報われる気持ちでした。
私は入社3年目の頃に基地局の法定点検を担当し、社内部門との調整や業者の工程管理を行ったのですが、年間で10,000局もの基地局の点検を行うため、その管理はきわめて複雑です。それほどの重責を若手社員に任せてくれるというのは、非常にソフトバンクらしい話だと思います。
